目次(クリックで開きます)
データを消すとゴミ箱に行きます。
間違えてファイルを消してしまったならゴミ箱から復旧すればいいんです。
なので普段、私たちはデータ復旧ソフトなんてものとは無縁なはずなのです…が!
意外にも消したデータがゴミ箱に残っていないというケースってあるんです。
パッと思いつくのは、
- パソコンの容量を節約するためにゴミ箱を空にした
(その中に重要なファイルが入っていた) - ゴミ箱に入らないほど大容量のデータを消してしまった
- Shift+deleteといったショートカットで消してしまった
- システムクラッシュ・ハードドライブエラー・予想外の停電
- USBのデータを消した
こういった場合はゴミ箱に入らないのでデータ復旧ソフトを使うしかありません。
特に本体のHDD容量の小さいパソコンを使っている人は2番がよくありそうですね。
(ゴミ箱に入れることができる容量は設定できますが、容量の小さいHDDのパソコンはそれも小さい可能性が高いため)
今回はもしデータが消えてしまったら…という時に役立つデータ復旧ソフトを紹介して行きます。
ちなみに今回紹介するデータ復旧ソフトはMacにも対応しているようです。
その名も、EaseUS Data Recovery Wizard!
今回紹介するのはEaseUS Data Recovery Wizard
今回紹介するのはEaseUS(イーザスと読む)さんのデータ復旧ソフトです。
EaseUSってどんな会社?
パソコンに詳しい人なら知っているかもしれませんが、EaseUSはパーティション関連ソフトでも有名な会社です。
正直僕は名前を聞いたことがなかったのですが、パソコンに詳しい友人複数に聞いてみたところ、この会社、結構有名みたいです。
2014年から2017年の受賞履歴です。
今回紹介するデータ復旧ソフトも受賞していますね。
他にも
- バックアップ
- パーティション管理
- スマホデータ復旧
といった製品があるようです。
EaseUS Data Recovery Wizardの価格は?無料?
EaseUS Data Recovery Wizardは無料でも使えますし有料版もあります。
もちろん無料版には制限があります。
細かいことは全部公式ページを見てもらったほうが早いのでそちらを見て下さい。
超簡単に書くと、
- 基本的な機能は無料版でも使える
- 無料版では2GBまで
- 有料版ではサポートがつく
- 有料版では起動できないパソコンからデータを復旧することができる
って感じです。
無料体験もあるので見てみて下さい。
ちなみに公式ページにも書いてあることなのですが、
- 返金保証(30日間)
- 1000人越えのユーザー
- カスタマーサポート
が付いているのでかなり安心なのではないでしょうか?
というか返金保証がついてるってすごいですね。
実際にEaseUS Data Recovery Wizardを使ってみた
それでは実際にEaseUS Data Recovery Wizardを使ってみます。
まずは公式ページに行ってソフトをダウンロードします。
(リンクは下)
インストールに掛かった時間は20秒ほどでした。
起動するとこんな感じの画面になります。
パソコン内のデータを復元したい場合はローカルディスクを、USB内のデータを復元したい場合はUSBを選びましょう。
EaseUS Data Recovery Wizardの起動画面
では今回はUSBに入っていた重要な書類を復元したいという体で行きましょう。
C言語(プログラミング言語)のデータを削除します。
超重要なデータ。600行ほどC言語が書かれています。
これを…消します!!
ちなみにUSBの中身を消した場合、ゴミ箱に行かず、そのまま削除されます。
それでは早速本当に復旧できるのか確認してみましょう!
スキャン開始!
…
しばらく待つとスキャンが終わり、こんな感じの画面になります。
スキャンが完了した画面
この画面になったらパソコン内の全てのファイルがスキャンされたことになります。
次に復元したいファイルを探します。
ちなみに下の画像のようにファイルアイコンに「d」と書いてあるものは削除されたデータみたいです。
アイコンに「d」と表示されているものはすでに削除されているファイル
削除したファイルを見つけられたら「リカバリー」ボタンをクリックすると復元できます。
ちなみに今回復元したC言語のデータは文字化けしていました。悲しい。
復元の成功率は100%ではない。成功例などを紹介。
というわけでファイルの復元は100%成功するというわけではないようなので色々と実験してみました。
結果だけ簡単に書くとこんな感じです。
- 即時復旧したら僕の環境では100%成功しました。
- USBのテキストデータは復旧後に文字化けした。
- 復元したいデータの容量がある程度大きく、フォルダ内のデータの数が多ければ多いほど復元できる可能性が上がる
(とEaseUSさんからメッセージをいただきました) - 削除してから時間がたてばたつほど復元可能性が低くなる
(HDDやSSDの仕組み)
また、ゴミ箱に入っていたデータを復元したい場合は「特別な失われたファイル」という場所にあります。スキャンしたのにデータが見つからない場合はここにある可能性が高いです。
試しに音楽データを削除してみたらちゃんと復元できました。音楽や動画といったデータは復元しやすく、テキストデータなどは復旧が難しいようです。
まとめ:成功することもあれば失敗することもある
まぁそんな感じです。
製品版ならサポートもついてくれるし、保証もあるのでやってみて損はないのではないでしょうか?
特にサポートについては結構印象が良かったです。
というのも今回の記事を書くにあたって僕もわからないところがいくつかあったのでサポートさんに連絡を何度か送ったのですが、返信が早かったので助かりました。
おすすめです。
EaseUS Data Recovery Wizard 公式サイトはこちら