約3万円のイヤホン、Shure se425買っちゃいました!

バランスド・アーマチュア型!!

いつかは高級イヤホン買うとは思ってはいましたが、ついにね…。

僕のShure se425の視聴環境

↑ちなみにこんな感じで聞いています。iPhoneとShure se425の間にあるのはLBT-PHP500AVBKというBluetoothレシーバーです。

参考記事:iPhone7にイヤホンジャックがないのでBluetoothレシーバーを買いました。LBT-PAR500AVBK

今回はオーディオ初心者が聞く、Shure se425という感じで開封・レビューを書いていきたいと思います。

Shure se425とはどんなイヤホンなのか?

Shure se425は名前の通り、Shureというメーカーさんが作っています。

Shureはイヤホンだけでなく、マイクやイヤモニシステムも作っています。
そのマイクはアメリカ大統領の演説で使われていたことで有名らしいですよ。
(wiki調べ)

そんなShureのイヤホンのseシリーズの一つがse425ってわけです。

seシリーズには、
「se215、se315、se425、se535、se846」(価格順)などがあります。

se215はダイナミック型と呼ばれるイヤホンで、まぁ普通のイヤホンだと思ってくれれば大丈夫です。

se315、se425、se535、se846はバランスドアーマチュア型(BA型)と呼ばれていて、ちょっと普通のイヤホンとは違ったものになります。

すごい簡単に説明すると、バランスドアーマチュア型はダイナミック型に比べて小型化がしやすいので、イヤホン内に複数のドライバーを入れることができるって感じです。

se315には1つ、
se425には2つ、
se535には3つ、
se846には4つも、入ってるんです。

 

開封したところがこちら!

まずは外観から

Share se425の外観

うむ、外観からプロ!高級!!って感じですね。

箱には”プロフェッショナル・モニターおよびパーソナルリスニングに最適”なんて書かれています。

 

Share se425の内容物

Share se425の内容物はこんな感じです。

Share se425の内容物

結構色々と入っています。しかもこれだけではなく、右下の方に写っている黒いケースの中にも…

Share se425の内容物2

こんなのが!

まとめると、

  1. イヤーピース(大きさ別を含め8種類!)
  2. キャリングポーチ
  3. 6.3mmアダプター
  4. Share se425本体
  5. その他たくさんの説明書

って感じです。

とにかくイヤーピースが多い!

僕はよくわからんので最初についていたイヤーピースしか使っていませんが、3段きのこのやつとか面白そうですね。
(本当は色々と試したいけど、イヤーピースがすんごく固くて外すのに苦労するからメンドイ)

6.3mmアダプターは一般的にあんまり使わないので知らない人も多いかと思いますが、
僕の周りではギターのアンプとか、電子ピアノに接続するときに使いそうです。

ていうかイヤホンを6.3mmジャックに入れるなんて考えたこともなかった…さすがプロ仕様!

ちなみに本体はシルバーを選びました。クリアーでもよかったのですが、万が一変色したらやだな〜と思ったのでシルバーにしました。

キャリングポーチはハードケースになっていて頑丈そうです。しかも結構大きい。

箱を開いてみるとこんな感じ

Share se425の外箱

高級だけあってかなり力入ってますね。

このイヤホンってこういう感じになっているんだ〜。

ここに仕様が書いてあったので載せておきますね。

Share se425の仕様・スペック

  1. 2基の高精度MicroDriver
    は、シングルウーファーとツイーターで
    構成されており、正確でバランス
    のとれたサウンドを再現します。
  2. 着脱式ケーブル
    により、容易に交換・カスタムが可能です。
  3. 丈夫かつ人間工学に基づいた設計
    長時間快適さを保ち、ステージ
    上や毎日の使用にも耐えうる
    耐久性を実現します。
  4. 内臓クロスオーバー
    が高域と低域を分割し、
    全オーディオ帯域の明瞭度
    を高めます。

…だそうです。

ちょっと簡単に説明してみますね。

2基のドライバーが入っている

その辺に関してはすんごくわかりやすい画像を見つけたので貼っておきますね。

画像引用:林 正儀のオーディオ講座、第3回:スピーカーのタイプと選び方 – スピーカーの仕組みを知ろうより

低音が得意なドライバーと高音が得意なドライバーを2個入れちゃえばどの音域も綺麗に出せるってわけです。

 

着脱式ケーブル仕様なのでリケーブルができる

文字どうりこのイヤホン、ケーブルが着脱式なんです。

なのでこんな風になります。

リケーブルした写真

引用元:《リケーブル入門者必見!!》おすすめリケーブル10選-MMCX編-

リケーブルすると音質も変わるようで、
なんだかお高いケーブルも存在します。

例えばこんなのとか

このお高いケーブルの購入者のレビューが書いてあったので引用しておきますね。

DAP:NW-ZX1
イヤホン:SE846 ブライト
イヤーピース:コンプライTs-100
リケーブル:Estron linum Musicから、交換しました。
Estronは純正よりシャキッとして、クリアな感じでしたが(純正より好きでした)
Whiplish Twag V3 litzは純正やEstronでは、聞こえなかった音が聞こえ、
空間に広がりがあり、 キラキラした量感を感じます。
買ってよかった!
オススメします!

引用元:Whiplash Audio 交換用アップグレードケーブル ◆Silver litz Twag V3 cable◆1.3m Shure MMCX SE846, SE535, SE425, SE315, SE215, UE900

まぁ僕的には音質アップよりも、おしゃれなケーブルに交換できるのがいいな〜と思っています。

さっきの写真に写っていたこのケーブル

これなんて色がおしゃれですよね!

(実際にリケーブルしてみました。)

 

Share se425の音質レビュー

このイヤホン、かなりピュア?というかフラットな音を出してくれます。

どういうことかと言うと、音がすんごくフラット、つまりどの音も強調されていないんです。

安いイヤホンってやたらと低音を強調して”迫力満点感”を出してきますが、結局そう言うイヤホンって中音とか高音がもうあんまり綺麗じゃないんですよ。

いやゆる”ドンシャリ”ってやつです。

でもこのShare se425はそんなことなくて、ドンシャリよりは低音が劣るもののドンシャリでは決して楽しむことができない音域がちゃんと綺麗に聞こえます。

なんというか…今まで音楽を聴いていた時間がもったいなかった。。。

 

とは言っても、最初にMacBookにつなげて音楽を聴いた時は絶望しましたよ。

今までのドンシャリの低音に慣れてしまっていたものですからね。

…ううん!?
思ったより…シャリシャリじゃね…?
嘘だろ!これ3万だぞ!
7000円のこのイヤホンのほうが…こう…ズンズンくるんだけど!!
え!!ウソーーーーーーー!
この見た目でシャリシャリ!!!?
何かの間違いだと信じて一回前に使っていたイヤホンに切り替えてみる。。。
やっぱりこっちは低音がズンズンくる…

↑これは僕が最初にShure se425で音楽を聴いた時の頭の中です。

マジで本当にシャリシャリに聞こえたんです。

 

っであれから1週間が経ちました。

今の感想

めっちゃ良いやん!
もう他のイヤホンには移れん!!

僕、今まではSonyのMDR-EX450っていう低音ズンズンなイヤホンを使っていたんです。

オーディオに詳しい方ならわかるかと思いますが、これものすごく低音がなるようにチューニングされているんです。
もうまさに”ドンシャリ”だった。

 

っで1週間Shure se425を使って気づきました。

今まで聞こえなかった音が聞こえる!!

今まで低音だけに注力したイヤホンを使っていたのだから当然ですね。

この音楽、こんな音あったのかよ!!マジか!!

ってなります。

 

こういう傾向の音を出すイヤホンのことをモニターライクな音と言うらしいですね。

どの音程も強調しない、バランスのとれた音です。

 

Youtubeのライブ映像を見たら感動した!

これなんですよ。

ライブ映像の音って普通の曲と違って音が広がるように聞こえるけど、この空気感がすんごく伝わってくるんです。

中音から高音がとても綺麗なイヤホンなので相性がいいのでしょかね。

 

高級イヤホンとして、Shure se425は買って後悔しないイヤホンですよ!

高級イヤホンを使うと、今まで聞いていた音楽が違ったものになります。

今まで聞こえなかった音が聞こえるようになるのはなかなか面白いですよ〜。

Share se425はどの音程も強調せずに鳴らしてくれるので、どのジャンルの音楽にも合うと思います。

追記:Shure se425をTR-SC1にリケーブルしました!

こんな感じのパッケージになっています。

TR-SC1のパッケージ

価格はだいたい6000円くらいです。
Shureシリーズの純正ケーブルが4000円くらいなのでちょっとお高めですね〜。

さらっと書いてはいますが、これイヤホンにこだわりがない人が知ったら絶対驚きますよね。
6000円って言ったら普通にイヤホンが買えますもんね。

導線部はこんな感じです。

TR-SC1の導線部

リケーブルによって音質が変わったかと言われると、微妙な感じではあるのですが、ボーカルが少し大きく聞こえるようになった感じがしなくもないです。

今回のリケーブルの目的は音質ではなく、”見た目”なのです!!

みてください!この綺麗なイヤホンを!!

Shure se425+TR-SC1

こんな色のイヤホン売ってませんよ!かなり気に入っています。

また今回のリケーブルによって見た目だけではなく、取り回しも良くなりました。まぁケーブル自体も随分と短く、軽くなりましたのでね。
(純正1.6m→TR-SC1 1.4m)

 

リケーブルは音質向上って目的だけじゃなく、イヤホンの見た目を変えたい!って人にもおすすめできますね。