iPhoneの画質が全然足りないんですよ。マジで。僕もまさか人類に326PPI以上のディスプレイが必要になるとは考えもしませんでしたよ。
この記事を読んでいるあなた、初めてiPhoneのディスプレイを見た時の感動を覚えていますか?
その時思ったでしょう。
こりゃスンゲェ綺麗だな。と
僕もその一人でした。
しかし今、VRを体験してしまったこの僕は!iPhoneのRetinaディスプレイには全然満足できないのですよ!!
むしろ全然足りてないとすら思っています。
用語解説 :ppiとは
ppiというのは1インチあたりのピクセルの数…簡単に書くとピクセルの密度ってところです。
(人口密度的な感じ。)
その密度が高くなればなるほど画面が綺麗に見えるわけです。
っで人間の肉眼で感じることができるそのppiの数値はというと大体300ppiといわれているようです。
(ごめんなさい、この辺は個人によります。)
iPhoneの画質
初めてiPhone4の画面を見たとき、これはもう最強だ!これ以上の画素数なんて意味ねぇ!なんて思った方も多いはず。
先ほども書きましたが、人間の肉眼で認識できるppiは300と言われていますので、この時点で「もうこれ以上ppiを求めるのは無意味だ」なんて意見もネット上では結構あります。
画素数が増えれば増えるほどバッテリーも喰いますし処理も重くなります。
そういった面を考えるともうこれ以上ppiを突き詰めたスマホって出ないんじゃないの?なんて考えていましたが…
しかし4Kスマホが登場した
ちなみに4Kというのは一般的な画質のTVが持つ1920×1080個のピクセルの4倍という意味です。
あのどデカイTVの画質が小さなスマホのディスプレイに収まっているんですよ。しかも4Kなのでその4倍!!!
4Kスマホの存在を知った時は驚きました。あのiPhoneの4倍の画素数を入れたの!?絶対意味ないだろ!!って。
あれから数ヶ月が経ち、やっとその有用性に気づきました。
VRです。
スマホでVRを快適に楽しむ
本題です。
先日スマホ、というかiPhoneでVRを楽しんだのですが、ここで思ったのです。
あれ?意外と画質が悪い…?
関連記事 :スマホでVR体験をしてみました!おすすめのゴーグルやアプリも紹介していきます。
そうです。
上の関連記事を読んでもらえればわかるのですが、スマホのVRって意外と仕組みが単純で、スマホ画面の半分を左目、もう半分を右目、という感じで分けているんですよ。
すると当然、実際にVR上で見る画素数は半分になりますよね。
僕が使った端末はiPhone6sなので解像度は1334×750で、その半分は667×375です。
667×375ですよ!?
完全に昔のスマホの画質ですね。ピクセルが見えてしまっています。感覚としてはNintendoの3DSの感覚と同じです。若干ですが画質が良くないんですよ。
もうね、アナログテレビみたいな感じです。
もし僕がVRを4Kスマホで楽しんでいた場合、画質は4Kの半分で2Kです。
先述の通り、4Kは一般的なTVの持つ1920×1080の4倍の画素数です。なので2Kと考えるとTVの2倍の画質で見ることができるのです。
逆にここまでくるとまた過剰に画質がいい気がしますが…。とにかくそのくらいの画素数がVRを楽しむのには必要なのですね。
まだまだiPhoneだって性能が足りない
一昔前ではもう十分な画質だ、なんて言われていたiPhoneですがVRが登場してからというものの、若干の性能不足感じることとなりました。
今月はiPhone7が発売されましたね。まぁすんごい!A10fusionチップですか!!iPhone6の2倍の性能ですか!!
…なんて思っている今ですが、これからまたどんな凄い、VRに変わるものが生まれてくるかわかりませんよね。
このように一見すると過剰に感じる性能でも、意外とまだまだ甘かったりするんだな〜
なんて満員電車の中で思った今日この頃です。